目標が達成されない理由と具体的な目標の立て方

目標を立てても、いつも目標が達成されない理由を考えてみました。

先に結論からお話すると、「動機づけ」が不十分だったからです。

悩み

僕の悩みは、いつも立てる目標が自分と遠いところにあるように感じていたことです。

やらないといけないことを後回しにして、やらなくてもいいことをやっていました。

そのくせ、無駄な知識だけは増えていくばかりで完璧主義な性格も手伝って行動だけができなくなっていきました。

その結果、得るものも少なく自分の人生に意義をあまり感じられなくなりました。

これは少し極端かも知れないですが、実際にこのような感覚に陥っていて目標を立ててもどこか現実味がない状況でした。

考えるきっかけ

プロサー主催のむらっしゅさんからプロサー生全員に向けたslackがきっかけです。

一部引用します。

具体的にほしいものをイメージして、それを実現するには

今、どんなものが足りてなくて、どんなスキルをつける必要がある

みたいな形で考えていってほしいです。

例えばお金であっても

ただたくさんお金ほしいなぁ、だと実現は難しいです。

お金なんてもらえるならもらえるだけ欲しいものです。

大事なのは、物でもなんでもいいですが、自分はこれが欲しい、これにお金が必要、

それはいくらで足りて、いつまでに欲しいのか、などを具体的に落とし込み

それが得られなかった時の姿を想像するとどのくらい苦痛か

みたいなことを明確に考えて欲しいなと思います。

(達成できなかった時に、痛くない悲しくない目標なんて意味ないです)

この文章を読んで、目標をもう一度立てようと思ったのがきっかけです。

とくに最後の一文が引っかかっていました。

(達成できなかった時に、痛くない悲しくない目標なんて意味ないです)

この文章を読んで、一念発起してもう一度目標を立ててみようとしたものの、実際に目標を立てようとすると、やはり現実味がなく、何から手をつければいいかわからない目標になってしまいました。

この記事を書いたきっかけ

紙に書き出しながら深掘りしていく中で、いい感じになったのでもう一度まとめてみて共通部分を抜き出せば次の目標設定時にもテンプレートとして使えるのでは?と思ったからです。

世の中には、たくさんやり方はありますがこれも1つの参考にしてもらえると嬉しいです。

そもそも動機づけとは

独自の解釈をしていますが

動機づけとは、目標=自分となっている状態で、

動機づけが不十分な状態とは、目標≠自分となっている状態です。

具体的にいうと、

動機づけされている状態は、目標が達成されないと苦痛だし悲しいと強く感じられる状態です。

逆に動機づけが不十分な状態は、目標が達成されなくても苦痛でもないし悲しくもない状態です。

この動機づけがしっかりなされていれば、目標は達成しやすくなると考えました。

これは、先程の最後の一文から定義してみました。

(達成できなかった時に、痛くない悲しくない目標なんて意味ないです)

目標設定の手順

①目標を紙に書く

まずは、紙を用意してください。

目標をなんでもいいので書いてみて下さい。

目標を書けましたか?

僕は、「PHPをマスターする」と書きました。

目標が書けたら、次に3つの質問をしてみて下さい。

  • それは、どのくらい時間をかければ達成されますか?
  • そもそも実現可能な目標ですか?
  • 何から手をつければいいか分かりますか?

この3つの質問にyesと答えられれば、それは達成される可能性は高いと思います。

その場合は、目標達成に向けて行動あるのみです。

答えられなかった方は、どのように目標を立てるべきかをまずは考えるべきです。または、調べましょう。

ちなみに僕は答えられませんでした。

ただし、ここで1つ重要なことが抜け落ちています。

それは、やる気は貴重なリソースだということです。

もう一つ質問を追加します。

  • そのテーマ(目標)は、自分のやる気が出るテーマですか?

ここでもyesと答えられた方は、もう読む必要はありません。

それは、あなたにとって達成可能な目標です。

実は最後の質問が一番重要です。

やる気が出るテーマでないと、すぐガス欠を起こしてレッカー車を呼ぶ羽目になります。

それならやらないほうがマシです。

では、やる気が出るテーマとはなにか、次で考えていきましょう。

②やる気が出るテーマを考える(前編)

ここでは、具体化から抽象化という技術を使います。

  • まずは、なんでも良いので心が動くKWをいくつか書き出してみて下さい。

僕の場合は「自動化、効率化、シェルスクリプト、Python、Githubに草を生やしたい」というKWを書き出しました。

  • 次に、心が動くKWからなんでも良いので共通点を見つけましょう。

ここから共通点を見つけると「人に喜ばれること」が共通していると思うので、それを書き出します。

具体的なKWから、やる気が出るテーマに紐付けることは難しいですが共通している「人に喜ばれること」を転用すれば上手くやる気が出るテーマが作れそうですね。

このように具体的なことから共通点を見出して転用することを抽象化といいます。

抽象化については、前田裕二さんが書かれた「メモの魔力」という本に詳しく書かれているので気になる方は参考にしてみてください。

また、ここで洗い出して見つけた共通点は、あなたのエンジンが言語化できたとも言えます。

例えば、今僕はエンジニアになるために勉強をしていますがもしエンジニアという職業がなくなったとしても(なくならないとは思いますが…)やる気のエンジンは、「人に喜ばれる」ことなのでそれは別の職業でも成り立つと言えるのでどこでもやる気を失わずに生きていけるとも言えますね。

まあ、極論かもしれませんが結構重要なKWなので何かを考えるときに自分の軸=自分の強みになるといえるので覚えておくといいと思います。

②やる気が出るテーマを考える(後編)

後編です。

  • 次は、①で最初に書き出した目標に②の前編で書き出した共通点を組み合わせてみましょう。

僕の場合だと、「人に喜ばれるPHPのスキルを身につける」となりました。

  • ここで①に立ち返り、①と同じ質問をしてみましょう。

①と同じ結果になるはずです。

  • これだけだとまだ具体性に欠けると思うので、もう少し目標を深掘りする必要がありそうです

僕の例では、PHPという言語について深掘りしてみます。

ただ、思いつかないので、「PHP つくれるもの」ぐぐってみるとたくさん出てきました。

お問合せフォーム、予約システム、検索機能、ログイン機能、ECサイト、SNS、グループウェア、社内管理システム、ファイル操作、API連携、バッチ処理、掲示板etc…

中には、つくれるものではないものも紛れていますが全体像をさらっと把握するのは十分なくらいです。

  • 先程の目標に当てはめて考えてみて、自分が興味を持てるものを選びましょう。

僕の例だと「人に喜ばれるPHPのスキルを身につける」を当てはめてみて、その中で興味が湧いたものを一覧から選んでみる。

つくれるものを具体例であげていますが、興味があるものであれば関数を覚える、Progateをやってみるでも良いと思います。

ここでは、何か目標を考える上で使えそうなKWをさらっとあげておくだけで大丈夫です。

③動機づけを行う

動機づけが目標達成において一番重要だと考えています。

動機づけについて具体的な手順を書いていきますが、くどいようですがその前におさらいをしましょう。

動機づけされている状態は、目標が達成されないと苦痛だし悲しいと強く感じられる状態です。

逆に動機づけが不十分な状態は、目標が達成されなくても苦痛でもないし悲しくもない状態です。

この動機づけがしっかりなされていれば、目標は達成しやすくなるという考え方が大事です。

ここでは、どうしたら目標が達成されないと苦痛だし悲しいと強く感じられる状態になるかいくつか方法をあげていきながら、どれが一番自分に合っているかを考えていきます。

方法① SNSや友達に目標を公開する

すぐ思いつく手段としては、目標をSNSや友達に公開して達成されなければ焼き肉をおごるとか具体的にデメリットを受ける(この場合は3,000円ほどお金を失う)ような手段で逃げられない状況を作ることです。

ただ、個人的にはそういうのは嫌なので別の方法を考えてみますw

方法② 強制力を利用する

ここで、自分とPHPの関係に着目してみました。

PHPを人とした場合、僕とPHPさんは赤の他人です。

なのでPHPさんが何を言われようが僕に全く関係ないので痛くも痒くもないです。(動機づけが不十分な状態)

でも、これが仕事になるとどうでしょう。

PHPさんはあなたの上司で同じチームなので絶対関わらないといけないし、コミュニケーションを大事にしているので毎日顔を合わせて毎日喋ります。

こうなってくると、PHPさんが良い上司だった場合、PHPさんのことを影で文句が言っている人がいたらむかつきますよね?

それに、PHPさんに厳しく言われると悔しいし、次はちゃんとやろうと思いますよね?

この状態は、少し苦しいかもしれないですが「動機づけができている状態」だと言えます。

実際に、僕は前職ではデジタル広告の仕事をしていましたがデジタル広告さんとはこのような切っても切れない関係だったので動機づけができていて、目標としていたわけではないですが社内の人からデジタル広告について問合せがくるような存在になっていました。

ちょっと例えが分かりくかったと思いますが、切っても切れない状況を作りだすことも1つの方法だと言えます。

話しが本筋から外れますが、これは自分の想いが入っていないので後で後悔するやり方だと思います。

佐野さん

多くの人が無意識のうちにこのやり方を実践してしまっているんじゃないかなと思います(僕もここから抜け出すのに時間がかかりました…)。

別の方法を考えてみます。

方法③ やる気が出るテーマをもう少し深掘りしてみる

仕事ならともかく、仕事ではないことに強制力を働かせるのは難しいです。

目標は、自分でやりたいから立てるものです。誰から言われるわけでもなく能動的に自分から起こす行動です。

自分から行動を起こすためにはやる気というガソリンが必要です。目標によりますが、それは少量ではすぐガス欠を起こしてしまうので大量に必要です。

佐野さん

ここでもまた話しがずれますが、このガソリンを上手く供給する仕組みをWEBサービスで作りたい…いいね!とたった一言褒められるだけでも褒められることで伸びるタイプにはとんでもない量のガソリンです。TwitterやFacebookとはまた違う独特の仕組みがあればいいなと思います。

でも、やる気が何もせずに湧いてくる人なんていないはず…

やり方を2つ紹介します。

自分を観察する方法

  • やる気はどこから出てくるのか自分を観察する必要があります。

実際にやってみて効果があった方法を紹介します。

  • 思いついたときになんでもいいのでA4用紙に横書きでメモすることです。

これには即効性はありません。

やる気があるテーマについて書き出すことを目標にするというよりは客観的に観察するためのものです。

観察する方法
  1. 普段から考えていることを頭の中から取り出す
  2. 文字化して目で認識する
  3. 客観的に思考する

ということが重要です。

とても大事なコツですが、できるだけ頭の中で思い浮かんだ言葉をそのまま文字にすることが客観的に観察するためのコツです。

1週間〜1ヶ月ほど経つと、紙が溜まっていくので振り返りをします。

振り返るときは、

振り返る方法
  1. 「どういうことでやる気がでるのか」という質問を頭の中で繰り返しながら振り返ってみて下さい。
  2. その質問に引っかかる文章がいくつかヒットするのでまた別の紙にメモしていきましょう。

別の紙に書き出した内容が、やる気が出るテーマに繋がります。

ここでの質問を変えることで色々なことを抜き出せるので、色々な質問をしながら見返してみてください。

また、このメモ書きフォーマットは赤羽 雄二さんのゼロ秒思考という本を参考にしています。

とりあえず、メモが取れれば何でも良いですがA4用紙のメリットとしては

  • 何も気にせずにメモを取れる
  • 余計なことを考えなくて書き始められる
  • 白紙なので発想が広がりやすい

が挙げられます。

書いたA4用紙は書いた分だけ積み上がっていくので書いた実績として自分の自信に繋がります(これだけ考えて書いてきたのかと)。

②の前編で洗い出した共通点をさらに深掘りする方法

  • 先程②の前編で洗い出した共通点をさらに深掘りしても良いと思います。

メリットは、即効性があるとことです。

僕は、さらに深掘りしていき「より多くの人」「ちょっとした質問や効率化、不具合対応」というキーワードが出てきたので、

「より多くの人に使ってもらえるような質問や効率化、不具合対応に使ってもらえるような掲示板があったらいいなと思ったし作ってみたいな」と思いました。

これで、動機づけができた目標ができました。

そもそも目標が浮かばない人は?

新しいことを始めてみたいときに意外にこの状況に陥ることが多いです。

このステージにいる人は、動機づけをする前の状態=スタートラインにすら立っていない状態です。

しかし、落ち込むことはないです。

この状態にあるということは、どの分野において苦痛でもないし悲しくもない状態です。

ただ、このステージに長いこといても悪いことも起こらないけれど、良いことも特に起こらないです。

そのため、スタートラインに立つ必要があります。

スタートラインに立つためには、量をこなす必要があります。

そもそも知らない分野において、初めに立てる目標は的を得ていない場合が多いのもこの前提を忘れていることが多いからだと思います。

ただ、やみくもに量をこなすだけではその努力は無駄になってしまうかもしれません。

努力を水の泡にしないためにも「エンジニアのための知的生産術の中の”情報収集の3つの方法”という章」が参考になると思います。

スタートラインに立ったといえる基準があるとすれば「人から言われたときにムカつけるくらい」量をこなしたくらいかなと思います。

最後に

本当は、この後①の質問に戻ってもう一度実現可能か、可能でなければさらに細分化した達成可能な目標をしていくべきですが、一番大事なのは動機づけだと思っているのでこの記事ではそこはやりませんw

また、調べながら気づいたのですが動機づけした目標は3つの条件が含まれていることに気づきました。

それは、「人に喜ばれること、自分がやりたいこと、自分ができること」この3つが含まれていました。

動機づけができている目標は自分だけではなく他人にも影響を及ぼすものだなと感じました。

目標を立てる際の参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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